クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

コープランド アパラチアの春 メータ(76)

2016.06.25 (Sat)
メータアパラチア
メータ/ロサンゼルスフィル(76、DECCA)はスッキリ爽やか。
このコンビらしい、明るく快活。
バーンスタインが82年に同じオケを振ったのに比べ3分短い。
バーンスタインが各曲のテンポにメリハリをつけていたのに対し、
メータは明快さで通す。
(↓左からメータ、コープランド、バーンスタイン)
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リズムが弾んでおり、パーカッションのトランジェントもよい。
過去を懐かしむ風情のあるバーンスタインに比べ、
まさに若い二人のウキウキ感が出ている。

この組曲は区切りなく連続して演奏されるが、
このCDはトラック区分されている。
①. 非常にゆっくり。登場。(2:58)
② 速く。祝宴。(2:49)
③ モデラート。花嫁とその婚約者の二重奏–優しさと情熱の場面。(3:50)
④ .かなり速く。復興運動主義者とその信徒たち。(3:30)
⑤ なお速く。花嫁が一人で踊る。(2:54)
⑥ .非常にゆっくり。冒頭の音楽の追想。(1:58)
⑦ .穏やかに、流れるように。花嫁と、農夫である夫の日々の仕事の場面。
   「シンプル・ギフト」による5つの変奏曲。(2:44)
⑧ .モデラート。祈りの中でのコーダ。(3:11)

 速い部分とゆったりした部分が略交互に来るが、
 ⑦から⑧にかけて喜びと安息へ移行していく場面がいつも感動的。

なお、メータのコープランドは多くないが、このコンビでもっと録音してほしかった。

録音はロサンゼルス・UCLA・ロイス・ホールでのセッション。
いつものこの場所のDECCAサウンド。からりと明るく重くならない。
ヌケの良いホールトーン。気持ち良い。

23:34
演奏   A    録音  90点

コメント

メータの黄金時代
ナクソス・ミュージック・ライブラリーで聴きました。
若きメータらしく躍動感がありますね。
デッカの優秀録音もあり、ロス・フィル時代のメータは
まさしく黄金時代そのものでした。
No title
影の王子様
指揮者の「円熟」とは何か
を考えさせられる一人ですね。

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