クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

コープランド アパラチアの春 バーンスタイン(61)

2016.06.18 (Sat)
Aaron+Copland+Bernsteinlp.jpg
バーンスタイン/ニューヨークフィル(61、SONY)は眩しい。
活きの良さが幸福感を充満させる。
編成・音響のせいもありシンフォニックな場面もあるが、
それが静寂に変わる時の効果も絶大。とにかく音楽がとてもフレッシュだ。

バーンスタイン(1918~90)が初めてコープランド(1900~90)に会ったのは
1937年作曲者のバースデー・コンサートの後のパーティ。
乗り込んだバーンスタインは19歳だったが、そこでコープランドの
難曲「ピアノ変奏曲」を弾きまくった。こうして18歳差の友情が始まった。
共に同じ年に亡くなった。
この演奏に漲る活力はそうした両者の関係が反映していると思う。
(↓1960年の二人の姿)
バーンスタインとコープランド1960
なお、当時のニューヨークフィルは名手揃い。
ジョン・ウンマーの心震えるフルートには感涙。

録音はマンハッタンセンターでのセッション。
広々とした音場で伸びがよく、鮮明な音が現役で通用する。
LPで非常に素晴らしい音に驚いたものだが、CDリマスターも成功しており、
鋭角を少し落としヒスを除くがそれでも新鮮さは維持。
ピアノ・低弦の量感もよい。
空間の大きさは最近の室内楽板の演奏などの耳に慣れてくると
少し大きすぎるかとも思うが、この広さも気持ち良い。

24:31
演奏   溌S    録音  90点

コメント

名曲・名演・名録音
聴いていて、なんとも言えない幸福感に包まれます。
曲はとても繊細なニュアンスに溢れ
演奏はとても丁寧で、しかし神経質ではなく自然です。
録音も古さがありません。
これは名曲・名演・名録音だと思います。
No title
影の王子さま
同感です。
この曲に最初に接したのがこの演奏(LP)。この演奏を聴くと当時が懐かしく思い出されます。
ということで私的に大好きな演奏ですから「S」に変更させていただきます。

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