クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューベルト 交響曲第2番 サヴァリッシュ(67)

2016.06.12 (Sun)
サヴァリッシュ1234
サヴァリッシュ/シュターツカペレ・ドレスデン(67、PHILIPS)は均衡の美。
このコンビでシューベルトの交響曲全集を一気に録音している。
数ある全集でも地味な存在だった。しかし、内容は予想以上。

なんといってもオケの響きが素晴らしく、
それを端正に整えて引き出すサヴァリッシュのセンスの良さ。
サヴァリッシュ
全般的に特記するよう表現はない。
何もかも真っ当。ならば退屈かというと違う。

柔らかい弦と実にチャーミングな管の絡みが至上の愉悦をもたらす。
メロディはは優しく歌われ、力強いところではしっかり押し出す。
でも絶対にうるさくならない。
第3楽章メヌエットにその対比がよく出ている。
終楽章も力感疾走感は確保。しかも品がある。

録音はドレスデン、聖ルカ教会でのセッション。
聖ルカ教会
当然アナログ録音で今となっては鮮明さはいまいちだが、
響きの美しさは言うまでもない。
ソロでもトゥッティでも誠に適切。マスでも近接でもない絶妙さ。
響きはあるのに、ティンパニや低弦も明快。
フィリップス+ドイツシャルプラッテン連合の勝利。
10:25  8:13  2:53  5:50   計 27:21
演奏   A+    録音  90点

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