クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

メンデルスゾーン 交響曲第4番 ノリントン(89)

2016.05.28 (Sat)
メンデルノリントン
ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレイヤー(89、EMI)は古楽器を活かしている。
このコンビらしい音の減衰の速さは、湿度の少ないこの曲に合致。

ただ、どうしても同時期のマッケラス盤と比べてしまうが、
あちらを聴いた耳で聴くとやはりマッケラスのメリハリ・イキイキ感に
軍配を上げたくなる。
どちらがピリオド奏法に忠実かというとノリントン盤の方だろうが、
こちらとしては愉しい方を選んでしまう。

第1楽章は彼らの特質にもっともフィット。

第2楽章も木管の音色が鄙びた感をうまく出している。

第3楽章は保有盤最速ベース。
モダン楽器のロマンティックな演奏に慣れていると相当違和感が出るだろうが、
この小気味よさも良い。

終楽章はマッケラス盤に比べると単調な感じは残る。
沸き立つ力、エナジーが違うのだ。
ノリントン

録音はアビーロード第1スタジオでのセッション。
2年前に同じ場所で同じような編成で録音されたマッケラス盤と比べると
こちらの方がスケールが小さく伸びが劣る。
ヴァージンの録音陣は時にEMIと被るがこれは違っているのでセンスの違いか。

10:25  5:08  5:34  5:44   計 26:51
演奏   A    録音 90点

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