クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベルワルド 交響曲第3番 カム(95)

2016.05.20 (Fri)
ベルワルド カム34
カム/ヘルシングボリ交響楽団(95、NAXOS)は素朴系。
いかにもカムらしい。無理や大袈裟なことはしない。
カムは1991年から99年までこのオケの首席だった。
ヘリシングボリ響はこじんまりしておりローカル的非洗練。
カムはもともと美麗を追求するタイプではないので、オケの地の音が出る。
編成は大きくなく弦が中心。全般においてティンパニのやたら硬質な音が印象的。

第1楽章の出だしからケレン味ない。その後の進行も極めて自然体。
作曲されてから60年間演奏されず20世紀になって日の目を見たこの曲の初演は
こんな感じの朴訥感があったのでは?

第2楽章は地味に来たかと思いきやアダージョからアレグロに移る
ティンパニの一撃が痛いほど凄い。心臓に悪し。
その後は何事もなかったようにギャロップする。

第3楽章のテンポは停滞なく活発でいい。
ここは音楽を期せずして面白くさせている。

録音はスウェーデン・ヘルシングボリコンサートホールでのセッション。
helsingborg_07-Helsignborgs-Konserthus_440.jpg
Helsingborg-Concert-Hall_.jpg
これまたそれほど大きくないホールの音をそのまま録音した感じ。
澄んだ空気感。

11:47  9:02  8:11   計 29:00
演奏   A   録音  91点

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