クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ドヴォルザーク 交響曲第6番 アーロノヴィッチ(84)

2016.05.14 (Sat)
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アーロノヴィッチ/ストックホルムフィル(84、BIS)は爆演間近。
ユーリ・アーロノヴィッチ(1932~2002)はソ連出身のイスラエルの指揮者。
私の保有盤はヴァーシャーリのピアノのラフマニノフのピアノ協奏曲全集ぐらいで
イメージの湧かない指揮者だったのだが、
昔に購入していたストックホルムフィル創立75周年記念BOXに入っていたのを見つけた。
1982年から5年間このオケの首席だったようだ。
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演奏時間を見ても分かるが第2楽章以外は保有盤の中でも最速ベース。
しかし第2楽章は木管を歌わせ非常にロマンティック。
一転ゆったり12分かける(わざわざフルート、オーボエ奏者名が記されている)。

またその他楽章も単純にスピーディというのでなく緩急がついている。
従って速い部分はタイムで見る以上だ。
この緩急の激しさのためかこの名門オケも時々ついて行くのに苦労している。
一気に聴き終えるが、なかなか爽快でエネルギッシュ。
この曲の穏やかな田園的側面とはまた違う面を知らしめてくれる。

特に終楽章はアクセントが明快でアップテンポでマーチのように前へ前へ。
音楽がもたつく(と指揮者が判断した)数小節がカットされているが
それにしてもの8:25は快進撃の証。
この楽章は爆演といっていいのではないか。

アーロノヴィッチ、
今は亡き人だが、実は相当個性的な指揮者ということが分かった。

録音はストックホルムコンサートホールでのライブ(アナログ)。
Stora_salen_4.jpg
放送用音源っぽいまっとうな収録だが僅かにテープのヨレが見られる。
聴衆在籍の真性ライブの一発録りだが、ノイズは少なく響きも適度で聴きやすい。

12:16  11:57  7:51  8:25   計 40:29
演奏   進   録音  84点

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