クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ドヴォルザーク 交響曲第6番 N・ヤルヴィ(87)

2016.04.21 (Thu)
ヤルヴィ6
ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(87、CHANDOS)は
ワクワク元気系なのだが・・・。
残響付加?がひどく風呂場音響。遠くで鳴っている不思議な音。
パパ・ヤルヴィのせっかくノリのいい演奏を害している。

第1楽章は颯爽としたテンポで飛び出す。リピートを実行しても凭れない。
単に鳴らすだけでなく膨らむところは十分。
終結にかけてどんどん盛り上げるところは興奮する。
最後のフォルテが鳴り終って5秒も響いているのは困りものだが。

第2楽章もすらすら行くのが職人ヤルヴィ流。
情緒纏綿とかけ離れた音楽かつ巨大。

第3楽章も躍動感がある。時に音響の渦巻き。
最後はテンポを落とした後急加速などお茶目。

終楽章は最速の9分。
この活力はともすると田園と言われるこの曲の新しい側面を提示する。
ウキウキする。金管群がスケール大きくする。
最後はたたみかける。録音さえ水ぶくれでなければ迫真の演奏だった。

録音はグラスゴーのヘンリーウッド・ホールでのセッション。
henrywood.jpg
教会型の天井高く響きが多いと思われるホールだが、
それにしてもカズンズ兄弟の悪い癖で残響が多すぎ、
きびきびしたヤルヴィの指揮を阻害する。
フォルテの響きが次の音に被り騒々しく。
また、これだけ響くと高域成分が強くなる。
トレブルをマイナスに下げざるを得ない。

15:46  9:59  8:02  9:08   計  42:55
演奏    響    録音  87点

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