クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ドヴォルザーク 交響曲第6番 クーベリック(72)

2016.04.16 (Sat)
クーベリック6
クーベリック/ベルリンフィル(72、DG)は交響的立派さ。
これはやはりオケの体質が出ており硬質華麗な仕上がり。
81年のバイエルン盤同様素晴らしいしいがやはりあの深みにはまだ達していない。

第1楽章は緊張感ある響きが横溢するがその中でふとゆったりテンポを
落として歌わせる部分など流石だ。
作為を感じさせない自然な流れの中で行われる。

第2楽章はキリスト教会のひんやり感のなか綺麗な歌。
木管群がとても清らか。

第3楽章フリアントは少し苛立ちを見せながら厳しく迫る。
シンコペートしながらのティンパニの合いの手は決まっている。
終結部の追い込みは迫力。

終楽章は壮麗だ。ティンパニが音楽を鞭打ち引き締める。
弦は対向で掛け合いながら輝かしい終結。
ボヘミアではないが有無を言わせぬ。
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録音はベルリン・イエス・キリスト教会でのセッション。
この会場らしいスッキリした音。響きはあるのだがスリム・ブルー系。
各楽器のピックアップはあまりしないが、セッションらしく一定の明確性は
保たれている。弦が高域でフォルテを奏でるときやや硬調。
低弦はあまり感じられない。

13:15   11:27   8:34  11:56   計 45:12
演奏   A+   録音 88点

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