クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ドヴォルザーク 交響曲第6番 アンゲロフ(2001)

2016.04.10 (Sun)
アンゲロフ6
アンゲロフ/スロヴァキア放送交響楽団(2001、OEHMS)は素晴らしく流れが良い。
当初ARTE/NOVAから出ていたが、現在はOEHMSによる全集に収録。
アンゲロフ全集
いずれも格安で出回ったが3大交響曲以外は相対的に非常にレベルが高い。
この第6番もなんと言うかもたつくことなく音楽がスーーっと入ってくる。
颯爽としたテンポに加え、表情に掉さすものがない。

ギリシャ生まれのアンゲロフはドヴォルザークにつきノイマンに薫陶を受けたと
発言しているが確かにそう思わせる自然さがある。
ノイマン後期の大家的な音楽作りはなく等身大だが。

第1楽章の爽快さは素晴らしい。
第2楽章は素直にボヘミアの素朴な抒情を愉しむことができる。
第3楽章フリアントだが火の出る様な激しさや苛立ちはなく極端な表情を取らない。
終楽章も十分鳴らしているが肩に力が入ることはない。

録音はスロヴァキア放送コンサート・ホールでのセッション。
適度な広さで明晰さも兼ね備えた素直な録音。
低域の迫力はなく少し軽めの音だが瑞々しい。

12:19   10:17   8:26   10:43   計 41:45
演奏  A+    録音 93点

コメント

いいねアンゲロフ
7年前、価格の安さにひかれ全集を買い、6番冒頭のその懐かしさにあふれたメロディーに魅了されました、他の指揮でも6番を2点買いましたがアンゲロフさんが良かったです。
No title
akira様
安いとそれなりか?
と先入観を持ちますが、録音の質も含めて最近は特にその相関が崩れてきているのが嬉しいですね。
akiraさんは自分の耳で判断されていて素晴らしいです。

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