クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ドヴォルザーク 交響曲第7番 A・デイヴィス(79)

2016.04.03 (Sun)
A・デイヴィス78
A・デイヴィス/フィルハーモニア管弦楽団(79、SONY)はバランス感。
アンドリュー・デイヴィス(1944~)は30代半ばにドヴォルザークの交響曲全集を
完成させていてこれはその時のもの。

本場物に弱い私共にとってほとんど記憶されなかった全集と思う。
英国人指揮者らしく踏み込みはほどほどでニュートラル。
チェコ勢の演奏に見られるようなローカル色は無理せず音楽を的確に再現。
この曲でも39分と落ち着いたインテンポを基調に安定的に進む。

誇張した表現はないが、オケが立派でシンフォニック。
第3楽章になるとティンパニが要所を引き締めるなど活力はある。
終楽章はフィルハーモニアが特に重厚な響きを見せる。
終結も急がず堂々たるもの。

但し、聴き手をグイッと掴んだり興奮させることはない。
若いのだからもっと思い切りやりなさい、と言いたくなる気もする。
davis.jpg

録音はEMIスタジオという記載だがアビーロードのことか。
アナログセッション。
響きのゆとりはあるが、コンサートホールとは少し違う。
鮮明度はいまいちで、これはデジタルではないということが要因というより
音の作り方だ。
音がEMI的なのは、スタジオや機器、マイクセッティングなどが影響しているのかも。

11:01   10:28   7:35   9:50    計 38:54
演奏   A-     録音 87点

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