クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ドヴォルザーク 交響曲第7番 ノイマン(91)

2016.04.02 (Sat)
ノイマン78来日
ノイマン/チェコフィル(91、PonyCanyon)は灰色の夢見。
1991年ノイマン最後の来日公演の記録。チェコフィルはこの滞在期間中、
クーベリック、ビエロフラーヴェク、ノイマンと指揮者をバトンタッチさせた。
11月2日のクーベリックの「わが祖国」は伝説的名演との評判。

一方、ノイマンはオール・ドボルザーク・プロで
11月12日はオーチャードホールでチェロ協奏曲・交響曲第8番、
11月13日は東京芸術劇場で交響曲第7番・交響曲第9番「新世界」を指揮した。

しかしこの時すでにノイマンの健康状態は悪く指揮ぶりも会場の反応も戸惑いが
見られたという。確かに、全体にリズムは重く音楽は何か鬱蒼とした陰りを感じる。

ただ、このコンビだから完全に手の内に入っている音楽。
ノイマンの第7番は大得意の曲。
過去2回の録音も自然の香りが沸き立つものだった。
前日の第8番よりもフィットしている。
どんなに不調でも内包するものは消し難い、ということを感じた。

録音は東京芸術劇場コンサートホールでのライブ。
東京芸術劇場
柔らかく拡がる音響が美しい。客席ノイズは感じられず
ゲネプロ音源かもしれない。オンマイクではなく全体を捉える。
切れ込みの鋭い演奏ならソフトフォーカス過ぎるだろうが、
この演奏では不満はない。

11:38  9:37  7:52  9:56   計 39:03
演奏   A   録音  91点

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