クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

チャイコフスキー 交響曲第1番 アニハーノフ(92)

2016.03.19 (Sat)
アニハノフ
アニハーノフ/サンクト・ペテルブルグ国立交響楽団(92、Audiophileclassic)は
ソ連崩壊の混沌を感じる。

アンドレイ・アニハーノフは1965年レニングラード生まれで毎年渡り鳥のように日本に来て
全国の市民会館を行脚して帰っていく。
1991年から1996年にかけては 当該オケの首席指揮者となったが
他にサンクトペテルブルク・フィル、ロシアナショナル交響楽団、
サンクトペテルブルク・アカデミックカペラ管、シチリアシンフォニカ、サンタフェ交響楽団、
リトアニア国立交響楽団、グラスラン劇場管、ヴァネムイネ劇場管、ベッリーニ歌劇場管、
ボリショイ歌劇場、ノボシビルスク歌劇場管などを振っているとのこと。
ただし殆どのオケは何が何やらわからない。
Anikhanov_4690.jpg

都市レニングラードはソ連崩壊後サンクトペテルブルグに改名したが
このオケはムラヴィンスキー振っていたレニングラード・フィルとは違うようだ。
ムラヴィンスキーが聴いたら絶対激怒する箇所が多発する。
演奏を聴く限りは巧いのか下手なのかよくわからない。
金管は強いし、バランスは気にしない。

第1楽章録音のせいか低弦が聞えずハイだ。
盛り上がると主旋律でないラッパが必ずプープー叫ぶ。

第2楽章も基本的にわかりやすい楽曲だが通常の演奏と違うバランス。

第3楽章はまっとう。弦の人数は少ないように聴こえる。

終楽章は妙な改変カットがある。物凄く切り詰めているわけではなく数小節。
趣旨は不明。
テンポは極めて遅く始まり3分ほどたってスピードが上がったかと思うと、
3:32で不思議な改変でストップする。
また何もなかったように始まるが5:30にはまたもや改変。
ひょっとしてチャイコフスキーが作った前の版を参照しているのか?
知る由もない。
音程が不安定な弦をひきつれリズムに乗れないシンバルがバシンバシン。
これにロシアン・ブラスが加わり、叫び終わる。

録音はサンクトペテルブルグ録音スタジオ。これまたよくわからない場所。
ハイ上がりで金属的・人工的な音がする。
残響はひょっとしてエフェクト?鮮度は悪くないのだが。

11:57  10:21  7:06  11:58   計 41:22
演奏   変    録音  87点

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