クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第5番 ギルバート(2014)

2016.02.22 (Mon)
ギルバート56
ギルバート/ニューヨークフィル(2014、DACAPO)の強い音が好きだ。
これは好みかもしれない。
最近ではオラモやP・ヤルヴィの整った名演があるがこちらは荒れた北海を連想させる。

第Ⅰ部冒頭からニューヨークのザラッとした低重心の弦の威力が捉えられている。
現在のニューヨークフィルの写真を見るとヴァイオリンは女性ばかりだが
チェロやコントラバスには男性が揃っている。
gilbert-1.jpg gilbert-2.jpg

昔バーンスタインとともに来日したこのオケのコントラバス奏者と
握手したことがあるがほんとにでかくてゴッツイ手だった。
全般的に図太く強い音を出すこのオケは流麗感はないが
ニールセンに向いている。
後半のスネアのアドリブ場面も乱れ感で迫力がある。

第Ⅱ部も弦のザクザク感は独特。
フガートなど整然とした感じではなくそれぞれが吼える感じ。
終結は轟音で一途。

録音はエイヴェリー・フィッシャーホールでのライブ。
残響少なく比較的近い位置で聴いているような近接鮮明な音。
遠景だと低域が軽くなるがこれはごつごつ迫り音像も明確。
迫真の力がある。適度な立体感もある。

10:27  9:39  9:11  7:41   計 36:58
演奏  剛S    録音 94点

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