クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第5番 サラステ(97)

2016.02.16 (Tue)
サラステ45
サラステ/フィンランド放送交響楽団(97、FINLANDIA)は図太く強く荒れる。
小細工を弄しないので単純ともいえるが、この率直さはそれだけで強い。

第1部冒頭からインテンポで行進し幻想性より真面目に突き進む。
フィンランド放送響の素朴でギュッとした音が緊張感を持続させる。
第1部後半もスネアがビシビシ入るところにブラス群が容赦なく襲いかかる。
慌てず騒がず豪快。P.ヤルヴィのような洗練繊細はないがニールセンぽい。
終結で舞台裏から聴こえるはずのスネアがここまで強烈な演奏も少ない。

第2部も真剣勝負。こちらで活躍するティンパニのひっぱたきも強烈。
フーガも含め表情が一本調子という気もするがひるまない姿は凛々しい。
とにかく音が強い。
第2部後半の弦や木管もひたすら一本気。それが思いや訴えにつながる。
終結も誠にひた押し。
Saraste-Jukka-Pekka-06_20160216202534a84.jpg
録音はヘルシンキ・カルチャーホールでのセッション。
間接音少なく直截な音。少し荒れ感が残りクールな音はニールセンに相応しい。
曖昧さはない。
低域は少ないので増強したら高域のハリとのバランスが取れしっかり迫力がでた。

10:49  8:38  8:25  6:55   計 34:47
演奏   A+     録音 92点

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