クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第5番 イェンセン(54)

2015.11.16 (Mon)
jensen15.jpg(←DUTTON盤 豪DECCA盤→)トゥクセン15DECCA
イェンセン/デンマーク国立放送交響楽団(54、DECCA)は堂に入っている。
どっしりしたインテンポで揺るがせにしない音作り。
まさに自国作曲家の作品として自信を持った音だ。
今この演奏(録音も勘案すれば)を第一に推すことは憚られるが
既に出来上がった伝統を感じさせる。
ムードに流されない強い意志と緊張感そして荒波のような怒涛の音響。
これはニールセン演奏の軸なのだろう。

録音はデンマーク放送コンサートホールでのモノラル・セッション。
当方保有はDECCAのELOQUENCEとDUTTON LABORATORIESによる
リマスターの2種類。後者の方が音に厚みと奥行きがあり迫真性がある。
リマスターによって演奏の印象がかなり変わってしまっている。
DECCA盤の方がフラットで脚色がないのテープをそのまま復刻したのだろうが、
デュトンの方は低域を補強しレヴェルを高めに入れている感じ。
響きの量は多くないが弦の厚みは十分。ドラムもしっかり聴こえる。

10:28  8:26   14:37   計 33:31
演奏   軸    録音 80点

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