クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第1番 N・ヤルヴィ(92)

2015.11.10 (Tue)
ヤルヴィ
N.ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(92、DG)は端正さと豪快さ。
この曲の持つ期待感と不安感をごちゃ混ぜにして疾走。ニールセンが込めた思いが伝わる。

第1楽章から素晴らしい勢いがある。息堰切るような雰囲気。

第2楽章はここも速いテンポだが焦燥するようなじりじりがしっかり織り込まれる。

第3楽章は誇張なく心中の葛藤が描かれる。ニールセンの無頼な心境。

終楽章は飛び出す。畳み掛ける。若さの抑えきれない思い。
最後まで勢いを維持し一途に行く。

録音はエーテボリ・コンセルセットでのセッション。
Gothenburg_Konserthuset.jpg
ここの自然の響きがBISの録音を支えてきたが、
DGにおいては一層マス的に音を捉えている。
響きの量は適度だが望むらくはオケの後列の楽器にももう少しフォーカスが
合うとヤルヴィの演奏の意図に沿ったのではないか。
ティンパニや金管の咆哮が少し締まった音だとよい。

8:17  6:30  7:55  7:38   計 30:20
演奏  A+    録音 92点

コメント


管理者のみに表示

トラックバック