クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第6番 クチャル(2005)

2015.10.07 (Wed)
クチャル全集
クチャル/ヤナーチェクフィル(2005、Brilliant)は無邪気な世界。
このコンビの全集中最高。精力的な演奏。

聴く前からこのホールでこのオケがクチャルの指揮で
この曲を演奏するとどのように鳴るかは予想できた。
果たしてその通りになった。

軽量級のオケの各楽器が空間に放出し漂う。
弦が薄いので金管や各種打楽器が目立つ。
ただでさえ不思議なこのオケのバランスが曲のおかげで一層不思議なことに。

交響曲第6番(1925)は当時のヴァレーズのアメリカ(1920)や
アルカナ(1927)に通じるアヴァンギャルドな世界を感じさせる。
終結にかけて空気振動を伴うパーカッションや金管の思い切り
のいい鳴らし方は衝撃でもある。

録音はチェコ・オストラヴァ・コンサートホールでのセッション。
クリアーな空気の中で単発楽器があっちこちで鳴る音を捉えている。
室内楽的な曲だが空間の広さが必要。誠に適した音場でいい録音。
打楽器のヌケのいい音は魅力的だ。
クチャル&ヤナーチェクpo

13:40  4:05  6:07   10:56  計 34:48
演奏   A+   録音 93点

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