クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第6番 ストゥールゴールズ(2012)

2015.09.28 (Mon)
ストゥールゴールズ全集
ストゥールゴールズ/BBCフィル(2012、CHANDOS)は鮮烈。
同郷、近い世代のサカリ・オラモとバーミンガム市響との演奏とタイム、印象が似ている。
この曲を人生の終盤でなく青春の輝きの中で捉えている。
従ってオッコ・カム盤とは方向性が違う。
音楽を聴く愉しみだが、どちらが正しいということはなくその時の心境に
フィットした方が心に働きかえるということだろう。

第1楽章のひんやりした空気感の中で胸がときめく。
この演奏からみればカム盤は枯れているかもしれない。
フレッシュで前向きな音楽。これも素晴らしい。
快速で走りながらも終結はテンポを落とし振返って見せる。
不安の影を金管の強奏が追い払う。

第2楽章は速めのテンポ。落ち着かない苛立ちを表すかのよう。
ただ、大事な弦がややラフなのが残念。

第3楽章は一転しっかり刻む。

終楽章も活きがいい。北海の荒々しさを感じさせる場面もある。
ゆえに癒しの終結の効果が増す。

録音はイギリス、サルフォード、メディアシティUKでのセッション。
響きの多さもここでは雰囲気作りに役立つ。
少しハイ寄りだと思うが重低音を必要としない曲だ。

8:48  5:27  3:45  10:04   計 28:04
演奏  A    録音 93点

コメント

シベリウスの6番は好きな作品の最右翼です。和声的な緻密さには何度聴いても引き込まれ、飽きません。今年はラハティのシベリウス・チクルスを聴きに東京まで侵攻します。
リベラ33さん
私も全曲演奏(3日間)行きます。
シベリウス・ホールはではありませんが
東京オペラ・シティ・コンサートホールで
どのように聴こえるのか。
今から大変楽しみです。
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