クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第29番 トスカニーニ(44)

2015.09.22 (Tue)
トスカニーニ29
トスカニーニ/NBC交響楽団(44、CEDAR)は全曲16分少々。
トスカニーニのモーツァルトの録音は少なく、この曲はセッション録音ではないはず。

繰り返しの省略に加え音楽が前にのめる。
各所でオケがこのテンポについていけずに散乱する。トスカニーニは構わず進む。
どうもリハーサルを十分にやった形跡は少なくぶっつけでやった演奏のような気がする。
音の切り方はそっけないが、乱暴な印象はない。
第2楽章はオーボエがしっかり歌っており単調ということはない。

ロマンティックなモーツァルトが主流なこの時期にこの端的な音楽づくりは斬新だった
ろうが、ピリオド楽器の演奏を聴いた耳からすれば違和感なく受け入れられる。

録音はニューヨークにおけるライブとの記載。
録音状態はよく8番街スタジオでの聴衆入れての放送用収録かもしれない。
SP音源(78rpm)だがミラノの本拠を置くフォノコンプ・スタジオによるデジタルリマスター。
この時期のライブとして聴きやすく仕上がっている。デットな音響ななのはいつも通り。
時にスクラッチノイズは入るが邪魔するほどではない。

4:45  5:02  3:01  3:25  計 16:13
演奏  短    録音 70点

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