クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

R=コルサコフ シェエラザード バレンボイム(93)

2015.09.05 (Sat)
シェラザードバレンボイム
バレンボイム/シカゴ交響楽団(93、ERATO)は機械美。
テンポは遅い部類だが、濃厚ではなくむしろ淡白。
シカゴ響のヴィルトゥジオを見せ付けるようなことはしない。

第1楽章から第3楽章まで坦々と丁寧に進む。
それぞれのパーツが非常によく聴こえるが艶や色気は乏しい。
メカニカルな、時計仕掛けのオーケストラのような。
だがこれはこれはこれで美しいし面白い。
終楽章なども遅く慌てず騒がずだが、じりじり迫る音響は流石。

バレンボイムはショルティの後を継いで1991から2005までこのオケの音楽監督に就いた。
しかし、在任期間中の録音は多数あるがあまり話題に上ることがなかったように思う。
録音がDGからエラートに移り、ジャケットが単なる指揮者の顔写真というような
無機的なCD作りも要因かもしれない。
(同曲の異なる表紙のCD これでは・・・)
バレンボイムシェラザード3

録音はシカゴ・オーケストラ・ホールのシンフォニーセンターでのライヴか?
(その記載はないがそのような雰囲気)
エラートらしい細身の音だが、Dレンジは広く伸びも良い。ホールトーンも適切。
ストレートな音質だがこのような曲の場合もっと量感があった方が聴き映えはする。

10:33  12:58  11:05  12:52   計 47:28
演奏   機A    録音 93点

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