クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第4番 ラトル(84)

2015.09.03 (Thu)
ラトル
ラトル/バーミンガム市交響楽団(84、EMI)は再録希望。
ニールセンはラトルに向いていると思う。シベリウスよりもフィットすると思う。
ただこの演奏は期待しすぎた。楽曲に振り回され上辺をかすめた感じ。
オケの精度もやや気になるが、全体のノリがもう一歩。
これはどこがどうという指摘はできず、
まさ大きな流れの中で心をキャッチするかという点。

また、肝心の終楽章のティンパニはリズム感がイマイチ。
ただし、終結の4打は異常な強打で破けるのではないかと心配になる。

2013年ラトルはこの曲を同局のオケを振っているがこちらは素晴らしい。
(デンマーク放送局による映像で観ることができる)
一層速いテンポだが音楽が充実している。うねりと怒涛感がある。
オケの差も感じる。
手兵ベルリン・フィルとも同曲をやっている。
ラトルにはニールセンの交響曲全曲を録音してほしい。

録音はButterworth Hall, at the heart of Warwick Arts Centreでのセッション。
アビーロードのような狭いスタジオでなく大きなホール。
スケール感は良いのだが、地べたにどっしり足をつけた迫力がない。
これはEMIの共通した問題点。細部のピックアップはなく全体を捉えた音。

11:47  5:18  10:47  8:47   計 36:39
演奏  A-    録音 90点

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