クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第1番 ボストック(01)

2015.08.30 (Sun)
ボストック16
ボストック/ロイヤル・リヴァプールフィル(01、ClassicO)は中庸真面目。
デンマークのClassicOレーベルから一枚ずつ未知の管弦楽曲と抱き合わせで
4枚のCDで全集が完成したと思ったら、あっという間に激安廉価盤の仲間入りしたCD。
この演奏でニールセンの全交響曲に初めて接する人も多いかもしれない。
後述の音の相性さえうまくいけば、かなりのコストパフォーマンスだ。

ボストックという人のキャラなのだろうが、
そのほかの演奏も押し並べてハッタリのない真面目なもの。
ただ、今までにない版を使ったり、併録に珍曲奇曲を持ってきたりする。
なのに演奏は冴えてる感がない・・・。
そこまで工夫するならもっとハッタリ効かせた演奏にしたら?
とも思ってしまう。
この全集も「新校訂全集版」使用と銘打っているがそれが
どこがどうなのかよくわからない。とにかく不思議な人。

さてこの演奏だが易しい曲をまっとうに再現している。
不足はないが覇気もない。
まあこの曲は演奏による差がつきにくい、と言えるのだが。

録音はリヴァプールのフィルハーモニック・ホールでのセッション。
liverpoolphilharmonic.jpg
このレーベルのCDは当方のステレオ装置と非常に相性が悪くて
どれも冴えない録音と考えていた。平板で曇った音がするのだ。
しかし、モニター・ヘッドフォンでむき出しの音にしたうえで
トーン・コントロールで調整していったら見違えった。
ホールトーンも聞えるようになり立体感も出た。
どんなにいじっても元の録音が割れていたりすると調整しようがないが
これはやって良かった。
そのうえでの評価だが、胡蝶のないまじめな音がする。
調整前の音は低域・量感が不足していた。

9:02  6:55  7:08  8:39   計 31:44
演奏  A-    録音 (90)点

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