クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

R=コルサコフ シェエラザード ヤルヴィ(86)

2015.08.21 (Fri)
Nヤルヴィ
N.ヤルヴィ/スコティイシュ・ナショナル管弦楽団(86、CHANDOS)は
シャンドス版オーマンディ。癖がなくひたすら華麗に仕上げていく。
それがシャンドス・サウンドと相まってこの曲では絶大な効果。
ややムード音楽のようでもあるがこの曲ではこれもありだろう。
ヴァイオリン・ソロ(パリング)など浮遊空間に射し込む光のように神々しい。
これは録音芸術でもある。

演奏は全く誇張がなくひたすらスコアをストレートに再現。いかにも職人らしい。
テンポは中庸だが、機械的な音楽ではなく息遣いを感じさせる。
終曲も壮麗に盛り上げ追い込みのスピードコントロールも素晴らしい。
(↓この父ネーメにして、子パーヴォあり。二人とも好きだ。)
ヤルヴィ

録音はグラスゴーのSNOセンターでのセッション。
どこまでが残響付加でどこまでがホールトーンか分からないが
ラルフ・カズンズ好みのたっぷり響き。そのため夢見心地のように美しい。
やや現実感のないサウンド。好みは分かれる。
鮮度は高くブルー系だが、やや遠景に広がるトーン。
打楽器は少し奥まっていてマスで捉えられる。
ドスの効く低域ではないが量感ほどほどにある。

10:18  12:12  10:53  12:06   計 45:29
演奏  響A     録音 92点

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