クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

R=コルサコフ シェエラザード マッケラス(90)

2015.07.24 (Fri)
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マッケラス/ロンドン交響楽団(90、TELARC)は美女と野獣5人。
めちゃくちゃ繊細なヴァイオリン(ケイス・ハルスマン)とバーバリスティックなLSOブラス群。
この曲を千夜一夜物語的に捉えると陳腐な曲に思えるが、
明快な録音に助けられたオーケストラのための協奏曲として愉しめる。
音はすっぱと刈り込まれ潔い。ドロドロダラダラ感はなく勢いを内包する。
これがマッケラスだ。
デュトワなどよりも男気がある。

終曲はむちゃくちゃな没我にならないがかなり豪快。
とにかくトランペットの機関銃のようなタンギング、トロンボーンやホルンのバズーカ。
スカッとする演奏。マッケラスはやっぱりいいな。

録音はウォルサムストウ・タウンホールでの3日間のセッション。
ウオルサムストウタウンホール
テラークにしては細身でスッキリした音だが誇張はないクリアな優秀録音。
ホールトーンは少なく解像度が高いが潤いもあり清涼感ある音が嬉しい。
そしてブラスが襲いかかる時の迫力が凄い。

9:58  11:51  10:06  12:52   計 44:47
演奏  A+    録音 94点

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