クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

R=コルサコフ シェエラザード オーマンディ(72)

2015.07.21 (Tue)
オーマンディRCA
オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(72、RCA)はもう一歩。
落ち着いたテンポ、極端な表情はない。
勿論オケはフィラデルフィアだから、悪いはずはない。しかしこの曲自体
繰り返しが多くこのようなハッタリのない立派な演奏で聴くと冗長感が出る。
(62年盤で敢行した第3楽章のカットはこの盤はしていない)
ただよく聴くと、終曲などテンポは遅いがメリハリをつけた音楽にしており
録音の良否が印象をわけているところはある。
メータの再録音盤などよりもキレや迫力があり、演出巧者。

オーマンディはこの曲をモノラル2回、ステレオ2回セッション録音しており、
この盤は最後のもの。しかし、62年盤の方が面白かった。

録音はフィラデルフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラルでのセッション。
スコティッシュライトカテドラル
ここはCBS時代にはタウン・ホールと記載されていた場所と同じとのこと
(この方のページで知りました)。
「大聖堂」みたい名前だが実際はダンスホールでどうりで響きは少ないわけだ。
当方保有盤は昔のリマスターなので現在と違うかもしれないが
全体の音は少し奥にあり今一つハリがない。テープゴロもある。
しかし、CBS時代には同じ場所でより鮮明でよい音がしていたので
本来の音ではないかも。当方保有盤は日本プレスの「Gold Disc Musieum」で
リマスター次第かもしれない。
ただ全体に、RCA以降のフィラデルフィア管弦楽団は多数の録音にかかわらず
録音(会場)に恵まれていなかったような気がする(ムーティ時代はEMIだし)。

10:23  11:47  11:30  13:14   計 46:54
演奏  A-   録音 86点

コメント


管理者のみに表示

トラックバック