クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト ピアノ三重奏曲 3・4・5番 ムター・プレヴィン・ショット(05)

2015.07.19 (Sun)
ムター三重奏
ムター(Vn)・プレヴィン(p)・M-ショット(Vc)(05、DG)はムターだ。
とても三重奏のCDとは思えないがジャケットの写真通り。

この盤は全曲でなくK.548→K.542→K.502の順に収録されている
(ジャケットでは6・5・4番との記載だが、一般的な番号では5・4・3番だ)。

これほどヴァイオリンが主役の演奏はない。
特に緩徐楽章のテンポは遅くヴァイオリンがたっぷりロマンティックに歌う。
プレヴィンのピアノは着崩しタイプの独特の癖のある表情をつける。
チェロは素直だがいざというとき太い響きで存在感を示す。
それぞれ性格が異なり、ちんまりした端正な室内楽ではない。
プレヴィンは1929年、ムターは1962年、ミュラー=スコットは1976年の生まれ。
3世代というべき歳の差だから拡散も仕方ない
(前2者は2002年から06年まで夫婦)。
ムタープレヴィンスコット2
2006年レコードアカデミー賞室内楽部門受賞とのこと。

録音はバーデンバーデンの祝祭劇場でのライブとあるが
客席ノイズは全くなくゲネプロ収録かも。
曲によって若干音響に差がある。
チェロの低域厚くそれぞれ一定の距離感を持った収録。
空間の広さも適度に取り入れている。
なお、ムターは左、プレヴィンは真ん中、ショットは右である。
baden-baden-2.jpg

5番・4番・3番
22:37  18:36  19:50   計61:03
演奏 散   録音 92点

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