クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

レスピーギ ローマの祭 ガッティ(96)

2015.06.15 (Mon)
ガッティ
ガッティ/サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(96、RCA)は夢見るイタリアン。
指揮者35歳の時の録音だが、若さで押しまくる感じではなく表情豊かでオペラティック。

第1曲「「チルチェンセス」は興奮せずに丁寧にオケを鳴らす。
最後はオルガンが加わり分厚い音。

第2曲「50年祭」は幻影の中で近づく巡礼の行進。ムード満点。

第3曲「10月祭」はチャーミング。弾むリズムが軽やかで弦の歌は本場物の訛りを感じる。
マンドリンが登場してからの各楽器の絡みが素敵。

終曲「主顕祭」は決死感はない。迫力がないわけではない。
没我にならずしっかり鳴らす。
終結は速いがスピードの割にスリルを感じないのは整い過ぎているからかも。

録音はローマのAuditorium Conciliazioneでのセッション。
広い空間で量感も十分。
もともとはコニファーの音源だがこのレーベルはやや詰まったような
録音が多いがここではホールが良いのか奏した不満はない。
細部のクリアネスは幾分甘いが全奏時のブットイ音はなかなか。
auditorium-conciliazione6.jpg

4:39  7:22  7:42  5:04   計 24:47
演奏  A    録音 91点

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