クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ハイドン 交響曲第88番 ワルター(61)

2015.05.18 (Mon)
ハイドン88ワルター
ワルター/コロンビア交響楽団(61,SONY)は微笑み。
ワルターは1962年2月17日に85歳で亡くなっているが、
これはその前年3月の録音。
50年代の録音を聴く限りトスカニーニもかくやと思わせる気迫の演奏
(exブラームス交響曲第2番の終楽章)もあったが、
最晩年のコロンビア交響楽団との演奏では優しさが前面に出る。
また、ニューヨーク・フィルのものよりオケが薄いのがこの曲でプラスだ。

第1,2楽章は力みや、小細工が全くない。
第3楽章はアクセントにメリハリを持たせユーモラス。
墺太利の田舎のダンスを懐かしむ。
終楽章のテンポは弛緩することなくそれなりに走るが作為は全くない。
自然体で軽やか。(^.^)しながら振っている姿が想像できる。
bruno_Walter.jpg

録音はカルフォルニア州ハリウッドの米国在郷軍人会ホールでの収録。
響きは多くないが小編成でスッキリした音。
ヒスは若干あるがこの曲では時代を感じさせない鮮度がある。

5:41  7:20  4:44  3:37   計 21:22
演奏   A    録音 87点

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