クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ムソルグスキー 展覧会の絵 エマーソン、レイク&パーマー(93)

2015.05.07 (Thu)
ELP1993.jpg
エマーソン、レイク&パーマー(93、RCA)はわが青春はすでに去りぬ。
EL&Pは1970年デビュー、1980年解散発表後、1992年に再結成した。
そして1994年に発表した「In the hot seat」というアルバムに
収録された短縮版がこれ。

スタジオ録音で宇宙空間のようにシンセサイザーを前面に出した演奏。

シンセといえば冨田勲の「展覧会の絵」(1974)も話題となった。
極彩色で、しかけ満載の冨田に対しこちらはより音楽的。
冨田盤は最初聞くと面白いと思うが、
すぐに手の内がばれてしまって再度聴くと白む。
奇抜な演出は時代を感じさせてしまう。
それに比べればこちらの方が普遍的。

しかしエマーソンもこの時齢50に届こうとするオヤジになっている。
20代の何かに訴えるようなパワーはない。
予定調和で美しい、というえば聞こえがいいが、
ロックがお行儀よくなったらおしまいだ。
歳を重ねるということはこういうことなのだろうか。
ここでもグレッグ・レイクの The Sageは清涼剤。
スティングなど影響を受けたことだろう。
elp92.jpg

15:29
演奏 整     録音 88点
 

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