クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ムソルグスキー 展覧会の絵 ルッツェルン・ブラス(2013)

2015.05.05 (Tue)
ルッツェルン祝祭ブラス
ケーラー/ルッツェルン祝祭管弦楽団ブラスアンサンブル(2013、Accentus Music )は
光沢が美しい。エドガー・ハワースによるブラス版で20人の金管+打楽器による演奏。
過去にはこの編曲でフィリップ・ジョーンズアンサンブルなどが数々の演奏があった。
全てを聴いたわけではないが、録音のレベルも含めてこの盤は最上質ではないか。

ブラス特有のキンキンの輝かしさやささくれ立つような迫力ではなく
ベルベットのような繊細を主とした音楽に仕上げている。
超絶技巧を見せびらかすようなものでなく落ち着いたテンポで丁寧な大人の演奏。
ブラック・ダイク・バンドなどの方が豪壮な感じなのだろうが、
華麗な迫力といった面ではどのみちラベル編曲版にはかなわない。
「バーバヤガ」以降は大太鼓も入り底力を見せるが、そんな時でも全く荒れない。
ブラスを学ぶ人にとってはお手本のような演奏ではないか。
Brass-Ensemble-of-the-LFO_.jpg

録音はフェストハレ・ヘルクスハイムでのセッション。
落ち着いた木質の響きを持ちながらも金管のブリリアントな響きを
綺麗に収録。終結の野太い太鼓の音も余裕で入る。

34:37
演奏  輝    録音 93点

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