クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ムソルグスキー 展覧会の絵 バーメルト(95)

2015.03.09 (Mon)
バーメルト
バーメルト/BBCフィル(95、CHANDOS)はストコフスキー版。
スイス生まれで英国を中心に活躍するこの指揮者(兼作曲家)もセレブリエール同様
ストコフスキーに師事した一人。
バーメルト写真

録音はマンチェスターの新ブロードキャスティングハウスでのセッション。
シャンドスらしい響きの多さ。
Dレンジは広く広大な風景の中に各種楽器が浮かび上がる。

演奏はメリハリの効いたすぐれもの。それなりの仰々しさと優しさを兼ね備える。
ストコフスキーの65年盤はやや説明調のくっきり感があったが
こちらの方が自然。
「古城」の密やかさの雰囲気は良いがその中にも木管に警句をつけるなど
工夫を凝らす。美しい終結部はテンポを落として味あわせてくれる。
「ビドロ」はストコフスキー盤の激しさを抑え歩みを遅くしている。
「カタコンブ」は荘重さが上手く表出。
「バーバ・ヤガ」は派手な編曲だがビシッと決まっている。
「キエフの大門」はストコフスキーの4:50に対し6:09とテンポをぐっとを
抑えて抒情と壮大さを盛り上げる。

28:46
演奏  A    録音 91点

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