クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ムソルグスキー 展覧会の絵 マゼール(62)

2015.02.25 (Wed)
マゼールPO
マゼール/フィルハーモニア管弦楽団(62、EMI)は意外におとなしい。
奇抜な表現を期待すると裏切られるが、普通によい。
マゼールにはNPO盤(71)、クリーヴランド盤(78)があるがこれは一番最初。
ギラギラ時期の演奏なのでさぞやえげつないかと思いつつ聴いたが
極めてまっとうだった。むしろ録音も相まって品のいい「展覧会の絵」。

録音はアビーロード・スタジオとの記載もあるがこの響きは
キングスウェイホールが正解だろう。
少しヴェールがかかるが、空間音も適切。
量感もあり金管が綺麗に録れている。

「プロムナード」を聴いたときトランペットの艶やかな音に引き込まれた。
その後もなかなか雰囲気のある音楽だ。
「古城」のサックスも素晴らしく茫洋とした中に浮かぶ虚城が見える。
「ビドロ」もオドロオドロしくせず。
「雛鳥の踊り」の鳴き声は笑える。
その後仕掛けができる部分も多々あるがそうはしない。テンポも安定的。
クライマックスの「バーバヤーガ」「キエフの大門」では
フィルハーモニア管のブラスセクションの重厚な音が効果的。

31:09
演奏  A    録音 88点

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