クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ムソルグスキー 展覧会の絵 アンセルメ(59)

2015.02.24 (Tue)
アンセルメ
アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(59、DECCA)はアンセルメ4回目の録音。
この録音の前年にも同じコンビでステレオ録音している。どうした事情だろうか。
ともかくこの盤はアンセルメの十八番で当時の代表盤とされた。
私はこの演奏で最初にこの曲を聴いて…暫くこの曲から離れてしまった。
無味乾燥な曲だな、という印象。
今聴き返してもバレエ音楽のような軽さを持った演奏だとは思う
が、やはり敢えてとりださない。

録音はジュネーヴ・ヴィクトリアホールでのセッション。
音響のいいホールとDECCAの録音なのでLP初期は優秀録音の代表。
現在の目線では音の鮮度が流石に落ちたと感じる。

演奏は首尾一貫客観的で端正。
しかしヘッドフォンで聴くとよく分かるのだが、オケ自体の精度は高くない。
また量感にも不足し浅い感じがする。
ゆえに「キエフの大門」でオルガンを追加する必要が出てくるのだろう。
アンセルメの多くの録音に共通するのだが、その後の優秀オケ、
優秀録音の演奏の後塵を拝してしまうのは止むをえないところ。
31:23
演奏  B    録音 87点

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