クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第29番 インマゼール(04)

2014.12.31 (Wed)
インマゼール29
インマゼール/アニマエテルナ(04、Zig-Zag Territoires)は元気。
この曲の明るい前向きな面を思い切り取り出したような演奏。
一方癒し感は薄いので疲れているときに聴くと刺激が強いかもしれない。
もちろんアニマエテルナの軽快さが発揮されているので、
大編成オケのようにべったりかぶさるようなことはない。

録音はブリュージュのコンセルトヘボウでのセッション。
オンマイクで鮮明に捉えるとともに豊かなホールトーンを従える。
空間の大きさを感じるホール。観客がいないので響きが伸びる。
concertgebouw-brugge4.jpg ブリュージュヘボウ

第1楽章冒頭からダッシュ。弦の刻みは前傾しながら推進力がある。
オケ自体は少人数だが極めてヴァイタル。
音は短く切られ、テヌートは無縁。きびきびした進行で反復は適宜省略。

第2楽章は一転テンポをぐっと落とし雅の世界を演出。

第3楽章は再度リズミック。弦が管がぴょんぴょん跳ねる。

終楽章は身軽さを生かして疾走する。この生き生き感は流石インマゼール。
音を割らんばかりのナチュラルホルンの強奏も決まる。
終結に向かいドンドン感興がこれほど昂ぶる演奏はない。

6:27  7:51  2:57  6:14   計 23:29
演奏  昂A    録音 93点

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