クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第29番 アリゴーニ(90?)

2014.12.29 (Mon)
アリゴーニ全集
アリゴーニ/オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ・トリノ(90年代?、menbran)は
価格破壊全集の1枚。この一枚だけでは購入しなかったはずだが、
10枚46曲が1000円台という全集BOXを目にして入手。

アリゴーニという指揮者は1948年クレモナ生まれ。マルケヴィッチなどに師事し、
トリノRAI交響楽団に属したが、どちらかというとオペラの分野での経験が長いようだ。
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演奏はモダン楽器小編成でゆったりまったり。
ヘッドフォンで聴くとオケが粗いしホルンなど危ない場面が続出するので、
それはやめてスピーカーでBGM的に流すと心地よい。
そうとなればこの遅いテンポと響きの多さは味方だ。

第1楽章から終楽章まで抑揚は少なくなで肩トロリの演奏。脱力系で刺激は少ない。
全編リピートは完全に省略という徹底なので、テンポは遅いのにもかかわらず
20分かからずに終わってしまう.

録音はトリノの王宮パラッツォ・レアーレ?でのセッション。
それが本当ならトリノの世界遺産でサヴォイア家の王宮の響きだ。
本当にそんなところで収録出来たのだろうか?
日本なら文化庁やらの許可が大変そうだが、イタリアならありかもしれない。
いずれにせよ、この豊かな響きが優雅な気分を満喫させてくれる。
また響きが演奏の荒を隠してくれるので一石二鳥。
全般に新鮮な音はするが、あまり凝った感じでなくフォーカスも甘いが
これは聴き方の姿勢でプラスになる。
palazzo-reale-torino.jpg 1570-2-grande-1-palazzo_reale_sala.jpg

6:12  6:48  2:24  4:26   計  19:50
演奏   緩     録音 89点

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