クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第29番 グラーフ(89)

2014.12.24 (Wed)
グラーフ全集
グラーフ/ザルツブルグ・モーツアルテウム管弦楽団(89、Capriccio )は日常。
この安心感は貴重。どこにも棘はなく優しく包んでくれる。
いかめしさはなく身近にモーツァルトを感じる。これほど癒される演奏も少ない。
収録時点では古楽器派の演奏が台頭していたがそうした流れには目も向けず、
オールドファッションかもしれないがこれまでの流れを受け継いだ演奏。
リピートは適宜省略され小気味よくまとまる。
よく聴くと全く何もしていないわけではなく自然な甘い表情が乗る。

録音はザルツブルグでのセッション録音。
小編成オケを綺麗に捉えたバランスの良い音。帯域全体にフラットで誇張はない。
全体の溶けあいが素晴らしく少しくすんだ音で心地よい。

第1楽章からテンポは全く妥当ですっと入ってくる。弦などの表情は愛らしい。

第2楽章は穏かに流れる、まことに心が休まる。

第3楽章のトリオはテヌートがつく。

終楽章は快適だ。自然に体がウキウキするようなリズム感。

7:19  8:02  3:29  4:32   計 23:22
演奏  A   録音 89点

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