クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューベルト 交響曲第2番 ムーティ(93)

2014.10.07 (Tue)
ムーティ2
ムーティ/ウィーンフィル(93、EMI)はウィーンフィル。
ムーティがことさら何かをしている感じがなくウィーンフィルが演奏している感じ。
特に弦。もうそれだけで愉悦と自信にあふれている。表現は中庸で王道。
「交響曲」の起承転結がきっちりしている。

録音はムジークフェラインザールでのセッション。
大ホールでのオーケストラ再現が上手くされておりウィーンの音がする。
オンマイクではなくほんのりヴェールを被るが響きは綺麗。

第1楽章の荘重な出だしからアレグロに入ってからも歌う。
弦を主体にこれぞ正統という音で勝負。提示部反復をして堂々たる音楽。

第2楽章もまさにウィーンの音で、ここではホルンや木管が聴かせる。
柔らかだが崩しすぎず品格のある音楽。

第3楽章はベームとともに4分超えのどっしりした音楽。
太鼓や低弦がズンズン。アレグロ・ヴィヴァーチェというにはちょっと違うが。

第4楽章は前楽章との対比感がある躍動感。
前楽章の重さはこのための仕掛けだったのかもしれない。
冒頭楽章と同様、弦の強力な運動性が下支えする。
弦のメンバーがお互いの音を聴きながら愉しんで演奏している。
ムーティは流れを作り任せている。

14:10  8:48  4:02  7:51   計 34:51
演奏  A    録音 91点

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