クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

メンデルスゾーン 交響曲第4番 バーンスタイン(58)

2014.07.26 (Sat)
メンデルバーンスタインイタリア
バーンスタイン/ニューヨークフィル(58、SONY)は印象が変わった。
CDで聴く限りバーンスタインにしては凡演。(写真はLP盤)

録音はニューヨーク・セント・ジョージ・ホテルでされたが、
リマスターがイマイチのようでLPで聴いた時の鮮烈な感じが薄れ、
音が全体に引っ込んでいる。これは印象に大きく影響した。
ヒスを取り除く際、高域と響きをカットしてしまったようだ。左右の広がりにもかける。

第1楽章は上記のCD化における音質の変化の影響を受け瞬発力が鈍くなり
音が単調になっている。しかし、CDで聴いたうえでの感想であるので仕方がない。
提示部の反復は行う。テンポは基本的に速めだが展開部ではぐっと落とし
再現部コーダでテンポを上げて見せる仕掛けをするのはバーンスタインらしい。

第2楽章は一転してゆっくりセンシティブな表情。
表現の振幅が大きいのがこのころのバーンスタインの特徴だ。

第3楽章では概ね通常のテンポ感。さらさらと進む。

終楽章はもっと突っ込んでいくかと思いきや案外落ち着いたテンポ。
ニューヨークの迫力ある低弦が捉えきれていないのも残念だ。

10:19  7:17 6:13  5:54  計 29:43
演奏  A-   録音 83点

コメント

こんばんは。

60枚組の輸入盤「THE SYMPHONY EDITION」で聴いているのですが
結構テープヒスがあり、その分拡がりを感じます。
ご所有のCDとはリマスターが違うかもしれません。

イタリアの青空ではなく、「大都会の喧騒」という感じの演奏に思えます。
ただ、同じユダヤ系でも、マーラーほどの思い入れが無いのでしょうか?
やや力技で乗り切った感は否めません。
全肯定も全否定も出来ない演奏と思います。
影の王子さん
なるほど、やはりリマスターが違うのでしょうね。
LPでは相当勢いのある演奏、という印象でした。
確かに若さで押し切った演奏かもしれませんね。

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