クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

メンデルスゾーン 交響曲第3番 バーンスタイン(64)

2014.06.28 (Sat)
メンデルバーンスタイン3
バーンスタイン/ニューヨークフィル(64、SONY)は重量級。
ホールの響きも手伝い今の耳からすると大柄な印象。
アンサンブルの精度もいまいちなので余計にそう感じる。
バーンスタインはメンデルスゾーンの全集は作っていないが、
盤歴の早い段階の1958年に「イタリア」を録音するなど熱心に取り上げている。
同じユダヤの共感かもしれない。
全体的に私の好きなニューヨークの低弦の分厚さが味わえる。

録音はフィルハーモニックホールでたっぷり量感のある音。
明瞭度は今と比較するとやや分が悪いが、音が詰まることなく問題ない。

第1楽章は比較的自然体で大オーケストラを鳴らしていく。
79年盤に見られるような微細を穿つ事はない。

第2楽章はオケが楽しげに躍動する。
バーンスタインがにこにこしながら振っている様子が目に浮かぶ。

第3楽章は憂愁。オケの厚い音が大河のように滔々と流れる。

終楽章は重量感を持ったまま豪快にスピードを上げる。
バーンスタインらしい活気に満ちた音楽で演奏時間は9:14と
保有盤の中で最短の部類。癖はなく大らかに終結を迎える。

13:07  4:21  11:36  9:14   計 38:18
演奏  A-   録音 86点

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