クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第8番 ヨッフム(78)

2014.01.08 (Wed)
ヨッフム全集
ヨッフム/ロンドン交響楽団(78、EMI)は予想以上。
ヨッフムはロンドンフィルとイキイキとしたハイドンの名演があるが、
ロンドン響とも立派な音楽を作った。
引き締まったフォルムで明るい雰囲気。清々しい。

録音はキングスウェイホールでややハイ上がりで弦に潤いがさらにあるとよいが
適切な音場による引き締まった音。音はやや硬いが明瞭で混濁はない。

第1楽章は予想以上に音圧が強い。
確信的なリズムが推進力を与えぐいぐいと引き込まれる。
大オーケストラによる演奏だがぶよぶよ感はない。

第2楽章もアクセントを明確にした矍鑠とした演奏。
フレーズの終わりにふとした優しさを見せる。
オケの響きが中立的で、これがバイエルンあたりだったらまた別の印象になろう。

第3楽章は優しさをのぞかせる。テンポをゆったりとさせ素朴な印象。
ラッパとティンパニは立派。
この楽章で少し肌合いを変え交響曲全体として見事な起承転結をさせるのだ。

終楽章はいい感じのテンポで進む。
各パーツの弦の刻みがはっきり聴こえ、ウキウキ感もある。
明るく肯定的。

9:54  4:23  5:30  7:38   計 27:25
演奏  A   録音 87点

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