クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

R・シュトラウス 4つの最後の歌 オジェー(88)

2013.10.27 (Sun)
R4オジェープレヴィン
オジェー/プレヴィン/ウィーンフィル(88、TELARC)は美の極致。
歌唱に深みはないかもしれないが雑味のない清冽な歌唱は好き。
オケは流石に申し分ない。カラヤン盤を上回る。

録音はムジークフェラインで量感あるシルクの肌ざわりの素敵な録音。
オケがたっぷりとられているのがうれしい。
この曲の再現に誠にふさわしい雰囲気を持っている。

「春」はとろけるような管弦楽に包まれ品のよいオジェーの声が響き渡る。

「9月」格調高い歌に徐々に憂いをにじませるオケが素晴らしい。

「眠りにつくとき」は一層よい。
テンポは中庸だが夢見るような録音と相まって気を失いそうだ。
オジェーの絶叫しない中に凛とした歌は気持ちよく、
ライナー・キュッヒルのソロ・ヴァイオリンは出しゃばらず慎ましい。

「夕映え」もオケが前面に出て歌唱が徐々に抑制されていく演出。
私はこのバランスは好きだ。
後半はウィーンの天国のような調べに全身が埋もれ沈む。

3:28  4:38  5:28  8:22   計 21:56
演奏  S   録音 94点

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