クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ショスタコーヴィッチ ピアノ協奏曲第2番 オルティス(p)

2013.10.09 (Wed)
ショスオルティス2&1
オルティス(p)/ベルグルンド/ボーンマス交響楽団(75、EMI)は清潔感がある。
少し正攻法、すぎるか、と思うが、まだ若いピアニストが丁寧に弾いている。
彼女はヴァン・クライバーンコンクールで優勝したブラジルのピアニスト。
録音当時20代だ。
本来ならばお国柄もあり両端楽章でジャジーなノリが期待されるのだが、
時間をかけたアンダンテが良い。

録音はアビーロードスタジオで小編成であるがゆえに
さほどぼろもなく当時の標準的な水準をキープ。少し豊かさを増すように調整した。

第1楽章のピアノは端正に始まる。その後もあわてず真面目に。
オケもせかすことなくシンフォニックに行く。

第2楽章は、粒立ちをはっきりしさせ清らかな歌。
オケは室内楽的な絡みで美しい。
テンポは最長といえるほどゆったりし抒情性を浮き上がらせる。

終楽章は第1楽章と同じ印象。
ウキウキした感じがイマイチで、大先輩指揮者を前に硬くなっているのではないか
とも思える。サポートは暖かくソリストを包む。ほほえましい。

7:20  6:50  5:38  計 19:48
演奏  A-   録音 88点

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