クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ショスタコーヴィッチ 交響曲第10番 ヤンソンス(94)

2013.08.30 (Fri)
ショスタコヤンソンス10旧
ヤンソンス/フィラデルフィア管弦楽団(94、EMI)は後半息切れ。
大きな音は出ているのだが鬼気迫る感じはない。

録音はフィラデルフィアのフェアモントパーク・メモリアルホールでのセッション。
悪くはないが、高域の強奏時の余裕、低域の量感、奥行きでもう一歩。

第1楽章は力感がある。中盤での盛り上がりは白熱しておりここぞという時には
粘り気味にして念を押す。フィラデルフィアの金管が素晴らしい。
弦は限界値までの余裕をなくすほど強奏。
ヤンソンスの唸りも伴いライブのような意気込み。終結は美しい。

第2楽章は適度に荒れた表情を作りながら高性能オケがつく進むが、
録音が迫真性を殺いでいるので、音はでかいが風圧は感じない。

第3楽章はこのオケの名技を感じるがその域を出ない。

終楽章は序奏が平凡に終わり快速テンポに移行。
その場面でも何かしばらくノーテンキ。
アクセントが弾むようで少し軽い表情になってしまった。


21:49  4:19  12:03  12:59   計 51:10
演奏  A-   演奏 88点

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