クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

プロコフィエフ 交響曲第3番 シャイー(81)

2013.07.13 (Sat)
シャイープロ3旧
シャイー/ユンゲ・ドイチェ・フィル(81、DG)はまだ手探り。
78年から録音活動に入ったシャイー28歳の初期の録音で、
74年に設立されたこのユースオケとしても当時の録音は少なかった。
シャイーはDECCAに属していたが、このオケとの録音ということで
DGが録ったのだろう。
珍しい意欲的な選曲だが少し慎重になりすぎている。
ドゥダメルとシモン・ボリバル・ユースがやったらどうなるか、
と思わずにいられない。

録音はヘラクレスホールでのセッション。
全体の音響はよいがそれぞれの楽器群の鮮明さはやや劣る。
放送用録音のような雰囲気。

第1楽章は若さに似合わず落ち着いた音楽づくりで、
この交響曲がバレエ出身ということを想起させる。
破天荒さは微塵もなく、もう少し爆発してもいいのではないかと思う。
これはオケの状況や関係性とも連関があるかもしれない。

第2楽章の神秘性の表出ももう一歩で、真面目な感じ。

第3楽章の速いパッセージは大人数のオケのためややもどかしい。

終楽章も大編成ぶりはでているが鈍重感がある。
若いのだからもっとめちゃくちゃやってほしかった。
この行き方なら、やはりRCOとの録音が一枚も二枚も上手。

13:37  7:09  7:55  6:30   計 35:11
演奏  B+   録音 88点

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