クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第3番 ロジェストヴェンスキー(93)

2013.04.17 (Wed)
ニールセンロジェヴェン全集
ロジェストヴェンスキー/ストックホルムフィル(93、Chandos)は演奏時間42分。
通常の演奏より5,6分長い。全楽章押し並べてテンポはゆったり、おっとり。
ロジェストヴェンスキーというと、アクロバティックな演奏で
ソ連指揮者界の鬼才と言われていたころが懐かしい。
近時はすっかり穏やかになった。
プロムスでの幻想やチャイコの4番でのオケや聴衆の煽り方は異常だった。

録音はストックホルム・コンサートホールでのセッション。
ゆったりした空間に暖かく拡がるオケ。オンマイクではなく鮮明さは一歩。

第1楽章はやや鈍重。勢いやハリがないのが淋しい。オケも緩い。
インテンポで劇性は少ないが、何か老境に差し掛かり昔を振り返るような風情。
終結は最後の力を振り絞る。

第2楽章は11分かけ遅い。声楽陣の名前はクレジットないが
美しく良い感じで流れる。神秘性はなく穏やかな草原の一時。

第3楽章は脱力系。力を抜いて密やかな歌。
それならばもう少し心の寂しさを出してほしい。

終楽章の主題提示はテヌート気味で潔さが欲しい。
うーん?なぜここまでユルフンなのか。最後は重厚で力がある。
これはオケが流石にやばいと思って自発的なパンチだと思われる。

12:44  11:06  7:06  11:04   計 42:00
演奏  B+  録音 90点

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