クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第2番 シノーポリ(83)

2013.01.19 (Sat)
シノーポリシューマン2
シノーポリ/ウィーンフィル(83、DG)は指揮者の出世作だったような。
溌剌とした表情豊かな優演だ。
標題がついていないので、交響曲としてで地味で隠れがちだが、
曲も演奏も起承転結がしっかりあり聴きごたえある。
シノーポリの精神分析的アプローチとして言われ,
また、指揮者自信ブックレットに記述を寄せているが、
それを読まずに聴いている。
胡散臭い?先入観はもちたくない。

録音はムジークフェラインで美しい響きが夢幻的。
低域の量感はほどほどで高域に重点。

第1楽章の序奏はうなだれた様子で入るが主部に入ると壮麗で
イキイキと輝かしい。テンポの変化は大きく時に立ち止まり
ためを作ったかと思うとまた走り出す。
全体的には勢いに満ちている。

第2楽章も駆けだしたり止まったり。毀誉褒貶が激しい。
基本は、はち切れんばかりの勢いで進む。
セルのルガーノライヴを思い出した。
ウィーンの合奏はさすがだ。

第3楽章は美しく流れる。思ったほど深刻ではない。

終楽章はまたシンフォニックで情熱的な表現。
弦のドライブなど強引なほど。
エナジーの放出が素晴らしい。
最後まで健康的な迫力があり大いなる賛歌に聞こえる。

11:52  6:49  11:16  7:54   計 37:51
演奏  A+ 録音 91点

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