クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

マーラー 交響曲第6番 アブラヴァネル(74)

2012.11.04 (Sun)
アブラヴァネル5&6
アブラヴァネル/ユタ交響楽団(74、VANGUARD)は軽い悲劇的。
いや非・劇的という方がいいかも。

録音はソルト・レイクのモルモン礼拝堂ホール。
ヴァンガードの平板な音をややラウドネスかけて再生。
低域が軽いので凄みはない。

第1楽章の冒頭はスキップするような軽さを帯びている。
さらさらした足取りだが弦になよなよしたヴィヴラートが出るなど
面白い表情を持つ。テンポの変動はあるがどうもオケがついていけてない部分も散見。
田舎のアマチュアオケか高校のブラスバンドみたいな響き。
提示部の反復省略により17分台で終える。

第2楽章はスケルツォ。ポンポン音のティンパニに導かれすたこらさっさ。
ユーモラスでかわいい音楽だ。

第3楽章は室内楽のよう。このオケの編成は小規模なのかしら?

第4楽章もここまで恐ろしくないのも珍しい。
薄い音で迫力はなく、テンポも小気味よいので迫ってくる感じはない。
ハンマーも?という感じ。
まったく重くも暗くもない。
わが道を行く、だがやはりオケの精度や厚みのなさは再現に限界をもたらしている。

17:35  11:42  13:48  27:20   計 70:25
演奏  B+   録音 86点

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