クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

マーラー 交響曲第7番 ホーレンシュタイン(69)

2012.10.08 (Mon)
ホーレンシュタオン7
ホーレンシュタイン/ニューフィルハーモニア管弦楽団(69、BBC)は
さらりとした風情の音楽。

録音はロイヤルフェスティバルホールでのライブ。プロムス中。
広いホールに遠景のオケ。音自体はクリアだが放送用録音としてのこじんまりさ。
今一つ力強さの感じられない音。

第1楽章冒頭のテノールホルンはいきなり裏返るが、なまめかしいヴィヴラートの
独自の音で終始活躍。金管など抑え気味で、流麗に音楽が進行。
派手な演奏に慣れた耳には随分と大人しく聞こえる。
というより、夜の雰囲気を持った、大人の演奏といえるかも。
悠然とした歩みの中18分から始まる行進はショスタコのような厳しい側面。

第2楽章はなまめかしい。オケの出来は良いとは言えない。

第3楽章なども弦が表情をつける。けだるい雰囲気が良く出ている。
最後のティンパニの一撃にホーレンシュタインを感じる。

第4楽章は速い。甘さの少ない苦み走った雰囲気。前のめりなリズム、
ホルンの強奏など聴いていると次の楽章の喧騒の前触れのよう。

終楽章も速めのテンポ。前半はおどろおどろしくならずさらさら行くが、
楽章も後半になるとパーカッションが炸裂し始める。
どんどん力感が高まるのはライブならでは。
まっていたかのようなこの拍手はプロムスを感じる。

20:49  14:38  9:50  11:21  17:19   計 73:57
演奏  A-   録音 84点

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