クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第41番 スウィトナー(73)

2012.08.21 (Tue)
スウィトナー4041
スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン(73、DS)はなにもかも高次元。

録音は聖ルカ教会の豊かな響きで美しい。
もちろん70年代のアナログ録音なのでDレンジや分離はそこそこだが、
この曲では不満にならない。

第1楽章を今聴くと何か懐かしい。速めのテンポで颯爽と進む。
古楽器のようなとげとげしさはなく、豊かな響きは安心感をもたらす。
オケの音色も素敵。

第2楽章も美しい。シルクの弦と木管の織りなす綾が何とも言えない。

第3楽章は古典的均整とはこのようなものだということを知らしめる。

終楽章はこのオケの合奏能力の高さを見せつけられる。
速いテンポで人数も相当数いるのに、整然とした凄い疾走。
決して力づくでない端正なままの疾走。
そして、知性の枠を一歩越えたより積極的な躍動感。
ティンパニのリズムも抜群。

何事もないかのような演奏をやってのけているが、
これは恐ろしく次元が高い演奏。

7:41  8:11  4:11  8:05  計 28:08
演奏  A+   録音 87点

コメント

管理人殿いつも楽しく拝見させていただいています。音楽を言葉にする作業は、言うまでもなく、困難なものと思います。その点、管理人殿の生業は存じませんが、なかなか魅力的な文章で、惹かれます。ステレオタイプな評論家とは違い生き生きしています。演奏評も参考にさせていただいていますが、おおいに賛同するところもあり、あれっ、と思うところのあり、正直いろいろです(笑)でも、いわいるネームバリューや、世の趨勢に左右されない点、お見事です。さて、スイットナーの41番ですが、私もお気に入りの一枚です。ただ、私の持っているのは、国内版(徳間)なのですが、75年3月録音と表記されています。管理人殿所有版の録音と同じなのでしょうかね??
ととべい様
ありがとうございます。
拍手コメント欄に頂いたものをこちらのコメント欄に
移行してお返事書かせていただきますね(勝手に失礼)。

私のこのブログでの感想はその時々感じたものを
そのままつたない文章で綴っています。
その時の体調で演奏の印象が変わることもありますし、
世評とかけ離れてしまっているのもありますね。
読み返して、オヤオヤと思うこともしばしば。

これも、気分転換で気ままに書いているブログ
ということでお許し頂ければと思います。

さて、私の保有盤のこの演奏、
録音73年と書いてあります。
多分ととべい様と同じ演奏なんでしょうが。
管理人殿
移行していただきありがとございました。
コメントの仕方が最初わからず、変なところに書き込んでしまいました。お手数かけました。
その後、やり方がわかりました(アンチェル マーラー9番のコメント)ので、今後は大丈夫です。

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