クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第41番 ジュリーニ(65)

2012.08.05 (Sun)
ジュリーニ4041
ジュリーニ/ニューフィルハーモニア管弦楽団(65、DECCA)は
ジュリーニの唯一のデッカ録音。
真面目に切り込む。後年の肥大化した様式とは別人で筋肉質。
モーツァルトの優美さよりこの曲の意志的な面を強く押し出す演奏。

録音は最初EMIだと思って聴き始めたのでその明晰さにびっくり。
よく見たらDECCAではないか。
この時期のこのレーベルの分離の明快なややソリッドな音。
ヒスは若干あるが立体的な音はさすが。

第1楽章はやや粗削りでストレートな作り。
40番の冒頭楽章は歌っていたがここではより毅然とした態度。
第2楽章は速めのテンポでくっきりと歩む。
第3楽章も強めのアクセント。
終楽章は意志の強さが弦に乗り移りやや硬質感がある。
曲が進むとそれは悲壮感も漂わせる。覚悟を決めて何かに立ち向かう。

8:55  7:26  4:33  6:38   計27:32
演奏  A-    録音 86点

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